この長文

大学の頃何をしてた？

と、聞かれたら、迷わず答える。

バンド、ドラム

と。



俺を大きく成長させてくれたサークルで過ごした４年間。
と、
天丼屋のアルバイトに明け暮れた１年間。

この５年間（笑）が俺の大学生活。



そこで手に入れたものは数知れず。

そのうちの一つが
「友情」だと思う。

土日はサークル時代の友人達とたくさん会い、
たくさんの友情を感じた気がする。

土曜日仕事明け、同級生の男が５人集まり杯を交わす。

失恋し落ち込んでいる友、
慰めるために集めたはずがそんな話はどこへやら、
皆己己のくだらない話をし盛り上がる、笑顔になる。
幾重の時を経て生まれるこの関係、時間。
幸せである。
時がたてば境遇は目紛るしく変わる。
病気、失恋、悲しい出来事も、
結婚、出産、嬉しい出来事も起こる。

出来事一つ一つは厚い友情があれば、計算式を生み出す。

悲しいことは何十分の一にも、何百分の一にもなるし、
嬉しいことは何十倍にも、何百倍にでもなる。

幸せ。



日曜日、仕事をする。

学年末試験の準備。

教師って、一人一人の生徒の心に残るすごく責任重大な仕事だと自負している。
その残る姿には、俺自身の描く理想像ってのがあって、今はそれに近づく修行中。
ただ、決して妥協はしていない。
まだ経験不足な部分もあるだろうし、知識不足（これはかなりある可能性が高い）もあるだろう。
しかし、今俺が出来る最高の教育をしている。
「しているはずだ」とか「したいと思っている」ではなくて、
「している」。

他の教師に対し敵意を抱く訳では無いが、絶対負けないことをしている自信がある。

生徒が大好きだし、生徒の幸せを一番に考えている。



試験対策プリントを作っていると、
友人からの電話。

「暇だ」と。

ゲームセンターへ行く。

クイズゲームはとても楽しい。
二人で知恵を絞ってクリアしていく。
オンライン対戦というシステムは今でこそ当たり前になったが、
とても信じ難いものだ。
早押しクイズなんてとても疑問に感じるのだが、
都心や地方、ゲームセンターの建物の構造によって、電波の伝わる状態は異なるだろうし、若干のタイムラグが生じるのではないかと思えてしまう。
その辺の詳しい情報は随時募集しているので誰か暇な人調べて（笑）



仕事から帰った友人の家で３人で晩御飯。
鍋をご馳走になる。
正規の教員をしているこの友人は、お洒落で、素敵な家具がたくさんある部屋に住み、最近、昔の恋人とも縒りを戻した。
幸せそうだ。
俺は嬉しい気持ちの反面焦りを感じる。

俺はどう自分の人生を歩んでいったらいいのか、未だ決め兼ねている。

もしこの状態が将来全く持って無駄になるのであるのならば、今すぐにでも脱却したいのが本心。
そんなことは分かっている。
頭では分かっている。

しかし、、、





また別の友人の家に向かう。
４人になる。
スマッシュブラザーズをやる。
悩みなど吹き飛ぶ。
ゲームの中のキャラクターも吹き飛ぶ。

勘違いしないでほしいのは、
我々がやっている、スマッシュブラザーズは、
Wiiでも
ゲームキューブでもない。
ニンテンドー６４である（笑）
でもこれが一番おもしろいらしい。



夜中、帰り道独りになる。

最近の傾向だがよく涙が出る。

この日もまた。

ただの花粉症であることを祈るがそうでは無さそうだ。

最近の俺。

原付をかっ飛ばし夜道を走る。

寒さは感じない。

実際そんなに寒くなかったかも知れない。



今、様々な悩みや苦労の中で揉まれ喘いでいる俺がいるのは事実。

しかし、俺はまだ支えてくれる人がたくさんいる。

そうでなかったら、とっくにこの世から消えていたかもしれない。

まだ、生きる。

まだ、生ける。



自分と関わった人への感謝の気持ちは怠ったことがない。

今の自分に出来ること、

今の自分にしか出来ないことをしていく。